セルフホワイトニングは効果あり・効果なし?歯科衛生士が解説します

手軽に簡単に始められるセルフホワイトニングですが、ホワイトニングとしての効果はどれくらいあるのでしょうか?今回はセルフホワイトニングの効果についてお話していきたいと思います。

セルフホワイトニングの効果

セルフホワイトニングは専用サロンで、自分で施術してホワイトニングする方法です。着色が目立っている場合は、1回施術するだけで効果がわかるのが特徴です。

人によって個人差はありますが、週に1回、4回ほどセルフホワイトニングすると、歯の色が自分自身の本来の色に戻ります。漂白効果はないため、元の色より白くなることはありません。

セルフホワイトニングは医療行為?

セルフホワイトニングは、歯医者さんで使用している器具、薬剤を使うことはできません。

また、施術するのも自分自身です。そのため、セルフホワイトニングは医療行為ではありません。どうして器具や薬剤を扱えない、扱ってはいけないのでしょうか。

①歯科医師、歯科衛生士などの国家資格者がいない

ホワイトニングのサロンでは、無資格のスタッフがお客様の口に手を入れて施術することはできません。それは、法律で口の中に手を入れて施術できるのは歯科医師、歯科衛生士と決まっているからです。そのため、セルフホワイトニングは自分自身で薬剤を塗布する形態をとっているのです。

 

②歯医者さんで扱う薬剤は使えない

ホームホワイトニングやオフィスホワイトニングなどの薬剤には、過酸化水素や過酸化尿素などの、歯を漂泊する効果があります。これは、医薬品に分類されるため歯科医師や歯科衛生士がいないサロンでは使うことができません。

 

セルフホワイトニングで使用されている薬剤には、重曹、ポリリン酸、炭酸カルシウム、メタリン酸などが使われており、ホワイトニング効果のある歯磨き粉にも含まれている成分です。そのため、資格がなくても安全に使用することができます。

③歯医者さんが扱っている機具、機材は使用できない

セルフホワイトニングは、歯に薬剤を塗布した後LEDを照射します。歯科医院でホワイトニングする場合には、ハロゲンライトやレーザーなど医療器具として認められているものを使用しています。医療器具は、管理・販売について薬事法で規制されているため、ホワイトニングサロンには置くことができません。

セルフホワイトニングのメリット・デメリット

セルフホワイトニングのメリット

費用が安く続けやすい

セルフホワイトニングは低価格で始めることができます。1回2000円ほどで始めることができるので、定期的に施術をするのに向いています。

痛みがでにくい

セルフホワイトニングでは強い薬剤を使用しないため、歯に痛みがでにくいといわれています。セルフホワイトニングに使用されている薬剤は穏やかに作用していきます。

着色を落として歯を元の色に戻す

セルフホワイトニングは着色を落とすことができるので、着色が多い人は1回でも効果を感じることができます。

 

セルフホワイトニングのデメリット

漂白効果がないので元の歯の色以上の白さにはならない

セルフホワイトニングは漂白効果がないため、歯の表面の着色しか落とすことができません。加齢などで歯の色が濃くなってしまった人などは、効果が得られません。

ムラがでやすい

セルフホワイトニングは自分自身で薬剤を塗布するので、丁寧に塗るように気を付けないとムラができる場合があります。

虫歯や歯周病など、口の中を確認してもらえない

サロンには歯科医師や歯科衛生士がいないため、口の中の検診をしてもらうことができません。虫歯や歯周病、亀裂がある歯にホワイトニング薬剤を塗布すると痛みが出ることがあります。

ホワイトニングの種類と特徴

セルフホワイトニングの他に、ホームホワイトニング、オフィスホワイトニングがあります。セルフホワイトニングとの違いについて簡単にご紹介します。

ホームホワイトニング

  • 漂白効果のある薬剤を使用できる
  • 自宅で決められた時間、マウスピースに薬剤を入れる
  • 歯医者さんで口の中を検診してもらえる
  • 白くなるまでに1か月ほどかかる

オフィスホワイトニング

  • 歯科医師や歯科衛生士が施術する
  • 高濃度の薬剤を使用する
  • 1回で歯が白くなるのを実感できる
  • 少ない回数で元の歯の色より白くなる

 

セルフホワイトニングが向いている人、向いていない人

セルフホワイトニングは低価格で、ちょっとした隙間時間に着色を落として歯を白くしたい人に向いています。

仕事が忙しく、予約通りに歯医者さんに通えない人や、歯医者さんが苦手な人にもおすすめです。

漂白効果が無いため、元の歯の色が濃い人は効果を感じられない場合があります。しっかり白くしたい、口の中もホワイトニングに適した状態か確認してもらいたい人はオフィスホワイトニングや、ホームホワイトニングをおすすめします。

まとめ

セルフホワイトニングは、低価格でちょっとした時間に着色を落とすことができるホワイトニングです。

どこまで歯を白くしたいかにより、効果の感じ方には個人差があります。漂白効果があるホワイトニングを希望する場合は、他のホワイトニングも考えみてくださいね。