ホワイトニング後の後戻りが起こるまでの期間と後戻りを防止する方法

ホワイトニングで白くなった歯も、時間が経つにつれて元の色に戻ってしまいます。

一体どれくらいの期間、白い状態を保つことができるのでしょうか?

今回は、ホワイトニング後に色が戻ってしまうまでの期間や、それを防ぐ方法についてお話していきます。

後戻りとは?

ホワイトニングした歯が、元の色に戻ってしまうことを後戻りと呼びます。ずっと白いと嬉しいのですが、残念ながら時間経過とともに、ゆっくりと歯の色は元へ戻ってしまうのです。後戻りには2種類あります。それは着色が原因のものと、再石灰化です。

 

再着色

ワイン、ソース、チョコレート、カレーなど、色素を多く含む食品を好んで食べている人は注意が必要です。ホワイトニングしたばかりの歯は着色しやすい状態になっています。色の濃い、着色料が多く含まれているものを飲食すると歯が着色してしまうのです。

再石灰化による色の変化

歯は、食事をするたびにエナメル質のミネラルが消失し、脱灰をします。その後、唾液の作用やフッ素入りの歯磨き粉により、エナメル質は元の状態に修復されていきます。これを再石灰化といいます。これを長い年月繰り返すことで元の表面の色に戻っていくのです。

 

後戻りをするまでの期間

適切なホワイトニングをした場合、完全な元の色に戻るまでに2~4年はかかることがわかっています。ホワイトニングをした直後は、薬剤の影響で歯の表面が乾燥しているためとても白く見えます。歯の表面に膜が戻ると、色が戻ったように感じるかもしれませんが、それは後戻りではありません。

 

ホワイトニング後も食事には気を付けなければいけませんが、先ほどお話したように着色のつきやすいものを飲食していると、後戻りは早くなってしまいます。ホワイトニング直後は歯の表面の膜も戻っていないため、このような食事をすると1~2トーンも色が戻ってしまうこともあるので注意が必要です。

 

ホワイトニングには大きく分けて、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングがあります。それぞれに特徴あり、効果が現れるまでの期間や、後戻りにも差があるのでご紹介していきましょう。

 

①オフィスホワイトニング

この方法は歯医者さんで、歯科医師や歯科衛生士によって施術を行うホワイトニングです。専門家しか使うことのできない高濃度の薬剤を使用します。そのため、1回で白くなったとわかるほどの効果があります。食生活や、セルフケアにより個人差はありますが半年から1年は白い歯を保つことができます。

②ホームホワイトニング

こちらはその名の通り、家で行うホワイトニングです。歯医者さんでホームホワイトニング用のマウスピースを作成してもらい、自宅で決められた時間ホワイトニングの薬剤を付けるタイプのものです。自分で行うものなので、薬剤は安全性の高い濃度の低いものを使用します。そのため効果はゆっくり現れます。効果については、1年間程度になります。

③デュアルホワイトニング

歯医者さんでホワイトニングを行い、補助的に家でも自分でホワイトニングをする方法です。オフィスホワイトニングの即効性と、自宅で薬剤をじっくり浸透させて歯を白くする方法を掛け合わせたものです。こちらは、歯が白くなるのを早く実感できて、後戻りも遅いとされています。

 

後戻りを防ぐ方法

どんなに気を付けていたとしても、いずれは後戻りしてしまいます。だからこそ、日頃のセルフケアで予防することがとても大切になってくるのです。きれいな白い歯を保つには日々のお手入れがもっとも大切ですね。

 

1.着色が付きやすい飲食は控えましょう

後戻りするまでの期間にもっとも影響するのは、食事です。ホワイトニングをした直後の歯は、表面を保護しているペリクルという膜が剥がれているため、色が付きやすいのです。コーヒーやワイン、カレーなど多くの食べ物があげられますが、食事の後のうがいや歯磨きはしっかり行いましょう。

2.沈着する前に歯のお手入れをする

誰でも食事はしますし、やはり好きなものを食べたいですよね。人とのお付き合いで避けられない場合もあるでしょう。ですが、放っておくと着色が積み重なり、落ちにくくなってしまいます。家でのセルフケアと、歯医者さんで定期的にクリーニングを受けましょう。

3.必要があれば再度ホワイトニングをする

色が戻って気になるようなら歯医者さんに相談しましょう。必要に応じて、再度ホワイトニングを追加します。半年くらいを目安にホワイトニングを追加することで、白い歯を保つことができます。

歯磨き粉によるセルフケアで白い歯を維持する方法

セルフケアがもっとも大切。というお話をしましたが、どのような歯磨き粉を使えばいいのでしょうか。誰もが使っている歯磨き粉ですが、ホワイトニングを維持するのに適したものをご紹介していきます。

 

研磨剤が細かいもの、入っていないもの

市販されている着色を落とす歯磨き粉の中には、粗い粒子の研磨剤が多く含まれているものがあります。研磨剤が歯の表面を傷つけるので、よけいに着色がつきやすくなってしまうのです。選ぶときは粒子が細かいもの、入っていないものを選びましょう。わからないときは、歯医者さんで先生や歯科衛生士に相談すると教えてもらえますよ。

ハイドロキシアパタイトが配合されている

あまり聞きなれない言葉かもしれませんね。最近は市販されている歯磨き粉にも配合されているのでパッケージを確認してみましょう。こちらの成分は、エナメル質に近い成分で、歯の表面の傷を埋めてプラークや着色がつきにくくしてくれるのです。

フッ素配合の歯磨き粉を使う

歯が白い状態を保つためではありませんが、エナメル質を強化して虫歯を予防してくれます。美しい歯を保つことが結果として美しい白い歯を保つことに繋がりますよ。

 

最後に

今回は白くきれいになった歯の後戻りを防ぐ方法をご紹介しました。

食事については自分自身で気を付けることができますが、お手入れについてはわからないこともあると思います。

歯医者さんでホワイトニングを維持するのに適切なセルフケアや、歯磨き粉の選び方について気軽に相談して美しい白い歯を長持ちさせてくださいね。