歯の色の白さに個人差がある理由について解説します

笑って口元を見せたときなど、印象を大きく変えるものの一つに歯の色があります。近年ではホワイトニング施術で歯を白くしている方も増えてきていますが、そもそも歯の色って人それぞれで違うってご存知でしたか?

本記事では、歯の色の白さに個人差がある理由について解説していきます。

歯の色に個人差がある理由(先天的)

エナメル質の厚さ・質の違い

歯の色の白さの違いに最も影響があるのが、歯の表面にあるエナメル質の厚さの違いです。

 

表面にあるエナメル質は白色の半透明で、その下にある象牙質は黄色っぽい色しています。

 

つまり白色をしたエナメル質が厚ければ厚いほどその下にある象牙質の色を隠して歯を白く見せることができ、逆にエナメル質が薄いとその下の象牙質の黄色っぽい色が透けて見えるため、歯の色を黄色く見せてしまいます。

 

またエナメル質の厚さに違いがある様に、質にも違いがあります。

 

エナメル質の白の透明度が低い人は、象牙質の黄色っぽさをカバーすることができるため歯を白く見せることができ、逆に透明度が高い人は黄色っぽさが透けやすいため歯を黄色く見せてしまうのです。

 

ちなみに、白人や黒人の方は、黄色人種と呼ばれる日本人とは違ってエナメル質が厚い傾向にあります。もちろん生活習慣や肌の色とのコントラストなど他にも影響しているものはありますが、そうしたエナメル質の厚さの違いから歯が白く見えています。

 

歯の色に個人差がある理由(後天的)

エナメル質の摩耗

時間の経過とともに歯は消耗していきます。

 

その際、当然歯の一番外側にあるエナメル質から消耗していくためエナメル質が摩耗し薄くなった結果、その下にある象牙質の色が透けて見えやすくなり歯を黄色く見せてしまいます。加齢とともに歯が黄色くなっているように感じるのはこれが原因です。

 

歯の神経(歯髄)が死んでしまったから

象牙質の中には歯の神経である歯髄があります。ひどい虫歯や強い衝撃を受ける打撲などによって歯髄が死んでしまうと歯は数ヶ月、数年かけて徐々に黒ずんできます。

 

虫歯の治療で歯の神経を抜いた際も同様のことが起こりますが、いかなる理由でも歯髄が死んでしまうとホワイトニングなどの施術を受けても、元の歯の色に戻すことはできなくなります。

 

基本的にホワイトニングは自然な歯(神経がある歯)に効果をもたらすものなので、神経が死んでしまった歯を白くしたいと思ったらセラミックやプラスチックの歯を覆ってかぶせる必要があります。

 

筆者も幼い頃に左前歯を強くぶつけてしまい、歯髄が死んでしまいました。数年経って周りの歯と色の違いがはっきりと分かるくらいに黒ずんできてしまったのでセラミックをかぶせています。

 

事故ならば仕方のないことですが、虫歯などで神経を抜かなくてはならないのはもったいないですよね。大事なあなたの歯、大切にしてください。

 

生活習慣

日頃の生活習慣にも歯の色の違いの原因があります。

 

一つめは飲食物です。ワインやコーヒーなど着色性の強い飲料などを好んで頻繁に取り入れている方は、歯が着色しやすいといわれています。またタバコを吸う方は、そのヤニが原因で歯が黄ばんでしまいます。

 

二つめは、歯のクリーニング不足です。歯についた汚れをしっかりと落としきれていないと歯が黄ばむ原因になります。

 

歯についた汚れはすぐに除去せず、時間が経過してそのままにしておくと頑固な汚れとなってしまうので毎日しっかりと汚れを落とすことが大切です。

 

先程エナメル質の厚さの違いから外国の方の歯が白く見えると記載しましたが、生活習慣に関しても違いがあります。

 

欧米人は歯磨きや定期検診といったデンタルケアの意識が日本人に比べて極めて高く、このことも歯の白さの違いに影響しているといえます。毎日の歯磨きと定期的な歯のクリーニングがとても大事です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。先天的のものは仕方がないとしても後天的な理由、特に歯磨きや定期的な歯のクリーニングといったデンタルケアは今日からでも改善できそうですよね。

 

日頃のデンタルケアに加えてホワイトニングを実施し、キラッと光る白い歯を手に入れましょう。